和のクロスステッチ企画のフリーチャートです。
作成過程はこちら。
コメント等ありましたらこちらに残していただければ見に行きます!
色替え等、自由に変更いただいてかまいません。
全部で16Partあります。
Part1〜4
Part5〜8
Part9〜12
Part13〜16
『お願い』
著作権は放棄しておりませんので、商用利用等はご遠慮ください。
また、画像等アップされる場合はAtelier mieux作成のものとわかるよう記載ください。
リンクいただけると嬉しいです。
http://mieuxxx.com/stitch.html
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◆ 完成図
2007年2月から2009年10月まで、途中で挫折しながら完成させた和のクロスステッチ企画です
日本の伝統的な文様12種類をクロスステッチのチャートにしてみました。各モチーフの下には文様の名前、
右にはステッチした色の名前(和名)をいれています。
3ブロック毎に枕草子の一部を英訳して、日本の春夏秋冬の美しさを入れ込みました。
全部で16ブロックあります。
全ステッチ数は横205×縦360になります。
Part1〜4
Part5〜8
Part9〜12
Part13〜16
◆ Part13
■KIKUBISHI<菊菱>
菱型が連続している模様で、菱の部分が菊の模様になっているもの。菱模様自体は縄文時代の土器にも描かれている昔からのものですが、
花菱、菊菱といったデザインは近代になってからみたいです。
■EBICHA<海老茶>
赤味がかった茶色で、イセエビの殻の色からきてるそうです。
明治時代、女学生の袴の色として流行したとか。
■Thread:DMC 814、3712
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◆ Part14
■SAYAGATA<紗綾型>
江戸中期からの代表的な模様。
卍を斜めにして連続模様のため、「卍崩し」「卍繋ぎ」とも呼ばれてるそうです。
女性の慶事用の白襟は紗綾型と決まってたんだとか。
そういえば半襟の地模様などでよく見ますね。。
■NASUKON<茄子紺>
茄子のような赤みがかかった紺色。
■Thread:DMC 333、211
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◆ Part15
■ROKUYATA<六弥太格子>
日本の文様の中には歌舞伎役者が身に着けた模様が発祥のものがいくつかあります。いわゆる歌舞伎/役者文様というやつですね。
この六弥太格子というのは、8代目團十郎さんが「一の谷武者絵土産」というお芝居で、岡部六弥太の衣裳にこの模様を使ったところからこの名前が定着したそうです。
■KESIZUMI<消炭色>
いわゆるチャコールグレー。
やっぱり自然や暮らしの中から出てくる色の名前って、世界で共通するものがありますね。。
■Thread:DMC 3799、648
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◆ Part16
枕草子、冬の段より
"In Winter the early mornings.It's beatiful indeed when snow has fallen during the night"
<訳>「冬はつとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず」。
原文は「霜のいとしろきも、またさらでもいと寒きに、火などいそぎおこして、炭もてわたるもいとつきづきし、昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火もしろき灰がちになりてわろし。」と続きます。
■Thread:DMC 211、99
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